木材科学講座11 バイオテクノロジー
生物の中でも木材となる樹木は,地球生態系の維持,炭素ガスの固定・水資源の確保・
土壌の保全・温暖化防止等の重要な役割を果たしている。多くの非生物系資源は有限で,
将来必ず枯渇するが,木質資源は再生可能な無限のバイオマスである。
そして、木質資源を再生可能とし、かつ、持続可能とするためには技術の開発が必須であり、
とりわけバイオテクノロジーに対する期待がますます大きくなっている。
好評の木材科学講座(全12巻)の第10回目の配本です。
本書は3つの分野、「樹木バイオテクノロジー」「木質の成分変換」「キノコ」に
焦点を絞って解説しています。
片山義博・桑原正章・林 隆久 編
〔ISBN4-906165-69-9/A5判・200頁・定価 [本体1,900+税] 円〕
樹木ウォッチング