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ヤドリギ

解説
ヤドリギ(寄生木、宿木) ヤドリギ科ヤドリギ属。常緑小低木。ヨーロッパおよび西部・南部アジア原産であり、北海道から九州、中国東北部、朝鮮に分布する。別名は飛び木、飛び蔦などとも呼ばれる。ケヤキ、エノキ、クリ、ブナ、ミズナラ、アカシデ、クワ、ヤナギ類、サクラ類などの落葉樹の枝に寄生し、落葉時期には目立つ。大きさは40-50センチで、こんもり丸くなる。宿主の幹に食い込んだ寄生根から、水分や養分を吸うが、葉緑素があり、光合成をするので、多少の独立心はあるといえる。しかし葉が開いて光合成を始めるまでに3年以上がかかり、半寄生植物といわれる。葉は対生、倒披針形で厚い革質、先は円頭、基部はくさび形、葉柄はない。枝は丸くて緑色で無毛、2-3叉状に多数分岐する。11-12月にあまり目立たない黄緑色で、直径2-3センチ程度の花をつける。果実は直径6ミリほどの球形で、白または黄色の液果であり、数個の種子が非常に粘着質なにかわ状の繊維に包まれている。木の枝に落ちると樹皮に貼りつき根を伸ばす。
葉、実


2000.03 錦織公園

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