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238.カゴノキ

解説
鹿子の木
クスノキ科ハマビワ属。常緑高木。千葉県以西の本州、四国、九州、沖縄、台湾、朝鮮南部に分布する。高さは15-20メートルほどになり、樹皮が薄くまるくはげ落ちて鹿の子模様になるのでこの名がついた。しかし、直径10センチ前後までの若木では、ほとんど樹皮は剥がれず、皮目が目立つものの、普通の樹木の樹皮であり、カゴノキとはわかりにくい。直径20センチほどになると全面が剥がれはじめ、美しい鹿子模様となる。葉は、枝先に集まって互生し、葉身は長楕円形または、倒卵状披針形、縁は全縁である。革質で、表面は緑色、裏面は粉白色。初めは両面に毛があるが、後に無毛になる。葉柄には毛が残る。雌雄異株。花芽は球形で、葉腋に3~4個つく。柄は無い。8-9月に薄黄色の小集団花を咲かせる。実は翌年の夏に赤く熟する。
木材としては木理はやや精。  比重は0.70。直径80cm。散孔材。心材は赤褐色、辺材は淡黄白色。  心辺材の区別は明瞭。やや重く、強さは中位。加工のときに不快な匂いを発する。  材の表情は魅力的でない。楽器(鼓の胴)、小細工物などに使われる。
写真 写真
大阪市大植物園4月9日撮影
カゴノキの花 カゴノキの花
大阪市大植物園 2013年8月11日
樹形
カゴノキの樹形
大阪市大植物園 2013年8月11日
写真
大阪市大植物園4月9日撮影
写真
徳島県美馬郡一宇村 「地蔵森のカゴノキ」 2004年2月25日
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