ウエスト.インデイアン.マホガニー(掲載保留)
解説
センダン科。常緑高木。散孔材。比重は0.72前後。
高さ30m、直径1.8mにもなる。西インド諸島、主としてキューバに分布する。
中米、南米北部サント・ドミンゴにもある。しかし現在は極度に少なくなっている。
製材時に心材は黄白色であるが、日光や大気にさらされると、黄金褐色から暗赤褐色に
変わる。
辺材は淡色。美しい光沢があり、しばしば美しい杢目が現われる。
乾燥容易であるが、狂いと干割れに注意。他のマホガニーより重くて強い材。
心材の耐久性は大。切削・加工は容易。表面仕上は良好。
銘木として造作材などに使用される。