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ウルシ

解説
ウルシ(漆)
ウルシ科ウルシ属。落葉高木。アジアが原産であり、中国・朝鮮・日本で漆を採取するため古くから広く栽培されていた。中国経由で渡来したという説があるが、中国より古い時代の漆器が日本の縄文時代の遺跡から発掘され、また自然木と考えられるウルシも縄文時代より日本各地で出土していることから、中国からではなく、日本国内に元々自生していた可能性がある。また、採取法の違いなどから、日本の漆器を独自のものとする説もある。高さ3-10メートル以上になり、樹皮は灰白色である。葉は3-9対で、卵形か楕円形の小葉をもつ奇数羽状複葉で、秋には紅葉する。雌雄異株。花は6月ごろ、葉腋に黄緑色の小花を多数総状につける。果実はゆがんだ扁平の核果で、10月ごろ成熟して黄褐色となる。樹皮を傷つけて生漆を採り、材は、耐湿性があり、黄色で箱や挽き物細工にする。なお、本種をはじめ、近縁種はアレルギー性接触性皮膚炎(いわゆる「ウルシかぶれ」)を起こしやすいことで有名である。これは、ウルシオールという物質によるものである。人によっては、ウルシに触れなくとも、近くを通っただけでかぶれを起こすといわれている。また、山火事などでウルシなどの木が燃えた場合、その煙を吸い込むと気管支や肺内部がかぶれて呼吸困難となり、非常に危険である。また、1984年に福井県若狭町の鳥浜貝塚で出土した木片を、2011年に東北大学が調査したところ、およそ1万2600年前のものであることが判っているが、これがいまのところ最古のウルシである。
全国の山地でふつうに見かけるのは ヤマウルシで、これは落葉小低木。また、同じウルシ科の ハゼノキは、実からロウを採り、和ろうそくの原料とした。
写真はヤマウルシ  2011年?
紅葉

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