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ハンカチノキ

解説
学名 Davidia involucrata ミズキ科ダビディア属。落葉高木。別名はダビディア、ユウレイノキという。19世紀後半に中国四川省、雲南省あたりで発見された1科1属1種の植物であり、変種はあるもののハンカチノキというとこれ1種のみをいう。名の由来は、花の周りに2枚ついた大きな白い苞葉が、ハンカチのように見えるということからである。高さ15-20メートルほどになり、直径は1-2メートルである。枝は上向し樹冠は広円錐形となり、樹皮は深灰色または橙褐色から深褐色となり、不規則な薄い裂片になって剥脱する。幼枝は紫緑色で無毛である。小枝を折ると不快な匂いがする。冬芽は大きく錐形で、4-5対の瓦重ね状に配列する卵形の鱗片で包まれる。葉は互生、単葉で枝端に密集してつき、卵形、広卵形、近円形で、長さ8-15センチ、幅7-12センチ、急尖頭または短急尖頭、先端はすこし湾曲する。上面は光沢ある緑色で、初めに僅かに長軟毛を疎生するが後に無毛となる。下面には淡黄色または灰白色で糸状の粗毛を密布する。雌雄同株の雑性で、雄花と両性花または雌花を混在する。4-5月頃に大小2枚一組の白色の花を付ける。この白色で花に見える部分は実は「ほう」という葉の1種で本当の花はその中心にくるまれるようにある。10月頃に楕円形、卵形または倒卵形で、長さ3-4.5センチ、幅1.5-3センチ、平滑、淡緑色で黄色の斑点がある実をつける。 
ハンカチノキ
 森勇人  2015年5月24日
▲▲▲ 神戸森林植物園 2015年4月28日
ハナカチノキ 
大阪府 花の文化園 2013年5月6日
ハンカチノキの葉
河内長野市 大阪府立花の文化園 2012年8月27日
ハンカチノキの葉 はんかちのき
▲▲ 京都府立植物園 2012年5月20日
 神戸森林植物園 2015年4月28日
ハンカチノキの葉
河内長野市 大阪府立花の文化園 2012年8月27日
ハンカチノキの実
神戸森林植物園の展示から  2003年11月3日
樹形
ハンカチノキ樹形
神戸森林植物園 2015年4月29日
ハンカチノキの木
小石川植物園  2000年8月24日
ハンカチノキ樹形
京都府立植物園  2024年1月20日
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