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アジザイ

解説
 紫陽花(アジサイ)  分類 ユキノシタ科アジサイ属  別名 アズサイ、テマリバナ、七変化(シチヘンゲ)  アジサイは日本の庭では、昔から好まれてきた花木の一つである。
池や流れの近くや  高木類の植込みの下木、家の影で半日陰になる場所などによく使われる。生長が早く大株になると開花期には見事な景色を見せる。アジサイの名は、「集真藍」の意からだといわれる。
和名のアジはアツで集まること、  サは真、イは藍の約されたもので青い花が群れて咲くからだという。
 アジサイはわが国の特産で、観賞用として広く栽植されている落葉低木。
 近縁種・品種 野性種ではヤマアジサイ、コアジサイ、タマアジサイ、ノリウツギなどがある。
 アジサイは数百種もあり、一般的には西洋アジサイ(ハイドランジア)を指すことが多い。
 日本では江戸時代よりいけ花に使われ、ガクアジサイを中心に新芽時に格花として投入に。
 花時には西洋アジサイを盛花の組材とし、ヤマアジサイ、アマチャ、タマアジサイなどは  小品花や茶花によく使う。
【性状】  ガクアジサイを母種とした園芸種で茎や葉は同じ。
落葉低木で、茎はむらがって出て、高さ1.5m  くらいになる。
葉は柄があって対生し、卵形か広卵形で厚く、濃緑色で光沢があり、縁にはきょ歯  がある。
夏、梢の上に球状をした大形の散房花序をつけ、多数の花を開く。
 花は装飾花で、4~5個あるがく片が大形の花弁状になっており、淡い青紫色で美しい。
 花弁はきわめて小さく、4~5個ある。
花は初夏、全部が装飾花のがく片で、花弁、雄しべ、  雌しべは退化し結実しない。
花の色は青、紅紫、白などで、咲くにつれて色が変化する。
【採取と調製】  花を、かたまりで切り取って日干しにする。
花が終わったあとも花は散らないので、枯れた花を採取してもよい。
【薬効と使用法】  おこり(一定の時間をおいて発熱する熱病)などの解熱に、乾燥花10gをコップ3杯の水で  半量になるまで煎じ、1日3回に分けて温服するとよい。
【栽培】 ・繁殖はさし木がよい。
春、秋の彼岸ごろ、枝を1~2節に切って苗床になす。
 このとき横に寝かせるようする と発根がよい。
半年後に定植すれば、次の年には花をつける。
 新芽の出る前に枯れ枝や古い枝を抜くとともに、伸びすぎた枝の切詰めを行う。
 この時充実した冬芽を切りすぎると、開花が少なくなるので注意する必要がある。
 開花後の剪定は花首を切る程度の軽いものとする。
・病虫害 病害ではうどんこ病、炭そ病、斑点病があり、虫害ではアブラムシ、ハダニ類、  アオバハゴロモによる被害がある。
・水揚げ法 アジサイはいずれも水揚げが悪く、切り口を焼くか、砕いて希塩酸または  アルコールを浸し、深水で養う。
煮るのも有効。
 

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