1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 8.樹木
  4. 世界の樹木TOP

ハクウンボク

解説
はくうんぼく(白雲木) エゴノキ科エゴノキ属。落葉高木。北海道(道央以南)、本州、四国、九州、朝鮮、中国に分布する。 花の咲く様子が、白い雲を思わせるので、この名がついた。山地に生え、高さ15メートルになり、樹全体が白い花で覆われる。葉は互生、10-20センチの円形になり、縁の上部にわずかに鋸歯がある。裏面には脈が凸に出て、星状毛が密生する。5-6月に、枝先に総状花序を出し、白い花を多数下垂させる。花冠は5深裂。雄しべは10本、雌しべは1本ある。果実は球形で、9月に熟す。近縁のエゴノキと同形の実だが、花序が大きい分、実は長い軸に下垂する。材は色が白く緻密で亀裂を生じない上、加工が容易ということから和傘の先端のろくろ、傘柄、挽物、糸巻、玉突き棒、算盤玉、パイプ、漏斗、呑口、楊枝、櫛、将棋の駒などに利用された。
ハクウンボクの花 ハクウンボクの花
▲▲ 河内長野市 花の文化園 2013年5月6日
ハクウンボク
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日
ハクウンボク
大阪府 花の文化園 2013年5月6日
ハクウンボクの実 ハクウンボクの実
▲▲ 宇治市植物公園 2013年6月9日 
ハクウンボクの実
大阪府 花の文化園 2013年7月28日
ハクウンボクの花
河内長野市 花の文化園 2013年5月6日
ハクウンボクの葉
大阪市立大学付属植物園 2008年11月22日
写真
神戸森林植物園 2000年4月30日
表皮
ハクウンボク ハクウンボク
▲▲ 大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日
会社公式フェイスブック

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
古物営業法に基づく表示  特定商取引法表示  ご利用ガイド 
ご質問・問い合わせ  著作権・サイト関係  カテゴリーサイトマップ  迷子になった場合

©1996-2021 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.