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ハシドイ

解説
モクセイ科ハシドイ属の落葉性高木。学名 東アジア原産の九州から北海道まで、および南千島や朝鮮半島や中国中北部、ロシア沿海地方の温帯に分布し、山地に自生する。しかしどうしても北海道に多いようなイメージがあります。
ムラサキハシドイと同じ仲間ですが、低木のムラサキハシドイと比べると樹高は10メートル以上となります。
樹皮は灰白色でサクラの肌に似る。葉は対生し、厚く滑らかで長さ4~7cmの長卵形。花は白色で、初夏に前年の枝先に長さ15~25cmの円錐花序をつけ、やや香りがある。花は乾くと黄色味を帯びる。ヨーロッパのリラ(ライラック)に近い種類です。
真っ白い花に香りがあります。ライラックより香りが強いという人と、弱いという人とがいますが、花の蜜度や開花時期が異なるため、くらべるのは難しいです。
辺材が白、心材は淡褐色ですが、堅く朽ちない性質のために、器具材とか細工物によく使われます。良く燃える木です。
欧米では観賞用に栽培される。日本でも主に北海道で栽培されています。
ハシドイの葉 ハシドイの葉
▲▲ 北海道大学植物園  2014年9月14日
ハシドイ
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日
樹形
ハシドイ
 北海道大学植物園  2014年9月14日
表皮
ハシドイ
大阪市立大学付属植物園 2015年5月3日
キットデッキ6

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