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シタン

解説
 マメ科。常緑高木。漢字は紫檀。英名ブラックウッド。インドからインドシナにかけて分布する。
昔から木材・家具・住宅業界ではコクタン(黒檀)、タガヤサン(鉄刀木)と共に、唐木三大銘木と言われてきた高級貴重材です。 一つの樹種を指すのではなく現在では複数の樹種を含めて通称シタンと呼んでいる。学名では Dalbergia latifolia、Dalbergia cochinchinensis、Pterocarpus santalinus 、Pterocarpus indicus など。 散孔材。高さ15メートル程度。比重1.06程度。心材は紅紫色から暗紫色、黒色、赤褐色、などの縞が連なり、外気にさらして年月がたつと、濃くなる。辺材は灰白色。木理は少し交錯する。肌目はやや荒いが緻密。心材の耐久性は大。
切削・加工はやや困難。表面仕上は良好。磨くと光沢が出る。銘木としては、床柱、床廻り材、などに使用される。古くから代表的な唐木として珍重され、家具、建築装飾材、器具、楽器などに用いられる。
木目
写真
Pterocarpus indicus インドネシア ボゴール植物園 2017年10月30日
樹形
Pterocarpus indicus インドネシア ボゴール植物園 2017年10月30日

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