世界の有用木材950種から学名で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「バク」、代表英名「Baku」。アフリカンチェリー(米国)、チェリーマホガニー(英国)、バク,Baku,アバク,Abaku(ガーナ)、ビンガス（フィリピン）、マコレ,Makore(コートジボワール,メキシコガーナ,ナイジェリア)、Agamokwe,アガモクウエ,Agamokwe(ナイジェリア)、Cherry Mahogany、Douka(コンゴ)、Okala,Douka(ガボン)、Samba(コートジボワール,米国,カメルーン,フランス)、
主たる分布: 西アフリカ
樹種解説: 環孔性散孔材、辺材は淡桃色で、心材は桃色から赤褐色、暗赤褐色。時に濃淡の縞を有するものもある。木質は重硬で均質。木理は通直なものと交錯するものがあり、肌目はやや緻密。仕上げ面には美しい光沢がある。切削・加工は容易であるが、材中にシリカ (硅酸石灰) を含み、刃物の磨耗を早めたり損傷することもある。また、細かい木粉が鼻の粘膜を刺激し、くしゃみなどが出やすくなる。耐久性は高く、シロアリなどの虫害にも強い｡用途は家具材、ドア材、楽器、フローリング、彫刻材、ツキ板など。カバ材やマホガニーの代用として使われることが多い。

主要な材質・強度性質表・グラフ

環境関係項目　レッドリスト・ワシントン条約

レッドリスト取扱: IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IＢ類、Endangered（ＥＮ）、と指定されている。基準は(A1cd)となっている。
基準解説
ワシントン条約: －情報なし－
参照・参考: 世界の木材９００種（1975）、世界木材図鑑（2007）、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）

> <