1. HOME
  2. 7.木材林業
  3. 世界の有用木材950種 TOP

世界の有用木材950種から学名で検索の結果

管理番号  科・属
1665635―1  マツ科(Pinaceae)  マツ属 針葉樹
学名
Pinus insularis
和名・商業名
カヤパイン
英名・商業名
Khasya pine
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「カヤパイン」、代表英名「Khasya Pine」。ベンゲットメキシコパイン、ロングリーフ、Benguet Pine、Shore Pine、
主たる分布
インド、インドシナ地域、マダガスカル島(この地区を材質表に掲載 )
樹種解説
北部ルソンの高地から南はパンガシナンおよびザムバレスにも海抜1、000~2、000mの所に見られる。この木はマウンティン(Mountain)地方ではかなり豊富で、バギオ(Baguio)では、普通の構造用途に使用されている。マツ科マツ属の木である。中型から大型の木で、直径140cm、樹高40mに達し、通直で円筒状の幹は枝下樹高約15mになる。根張りは強くない。辺材は淡色で、淡赤黄色から赤味がちの心材とは異り、木理通直、生長輪の間隔が広いので肌理はむしろ粗く、樹脂の臭いがあって味はなく、比較的軽いのから重いものまであり気乾材1立方メートルの平均重量は約642kg。適度に柔かいのから堅いものまであり生長の遅いものは最も堅く、樹脂を含んでいる。乾燥良好、加工容易、樹脂の満ちた心材、特に全然乾燥しないものは、鉋削りが困難であるが、白ありの急激な害を防ぐには有効である。樹脂を含んでいる心材は、腐朽に対しても相当の抵抗力がある。用途は家屋建築、鉱山用材、電柱類に用いられる。バギオにおいては専ら構造用に使用されている。パルプ材にも有望である。この木はフィリピンに生えている数少ない針葉樹のうち最も有望なものである。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
16
2. 1%当り収縮率
接線方向
16
半径方向
16
3.全収縮率
接線方向
13
半径方向
13
4.曲げヤング係
15+
5.縦圧縮強さ
16+
6.縦引張り強さ
1-
7.曲げ強さ
17
8.せん断強さ
13
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
-情報なし-
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)
中川木材産業のビジネスPRその12   当社設計・施工のカーポートデッキの事例 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
古物営業法に基づく表示  特定商取引法表示  ご利用ガイド 
ご質問・問い合わせ  著作権・サイト関係  カテゴリーサイトマップ  迷子になった場合

©1996-2021 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.