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世界の有用木材950種から学名で検索の結果

管理番号  科・属
1646619―1  マツ科(Pinaceae)  トウヒ属 針葉樹
学名
Picea jezoensis
和名・商業名
エゾマツ
英名・商業名
Yezomatsu
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「エゾマツ」、代表英名「Yezomatsu」。エゾクロマツ、クロエゾ(北海道)、テシオマツ(内地の木材屋)、トラノオ、ホワイトスプールス、Embuia、Yezo Spruce、
主たる分布
日本(この地区を材質表に掲載 )、シベリア
樹種解説
常緑大高木。樹高40m・胸高直径1m。幹は直伸し、樹冠は鋭尖な円錐形をなす。葉は平たく薄い綾形。初夏に紫色の雌花を付ける。樹皮は黒褐色・赤褐・灰褐色などで鱗状になり、樹皮が赤いものをアカエゾマツという。分布は北海道、朝鮮、中国東北部、シベリア。トドマツと共に北海道における主要材で本州のスギ・ヒノキに対比される代表的な樹種。心辺材ともに淡黄白色で、色の差のないこともあるが、心材がやや桃色を帯び、長期間大気にさらされるとかなり色が濃くなることもある。ほとんど匂いがないが、小さな死節や脂つぼがあらわれることがある。鉋をかけた面には光沢がある。年輪はやや明らかで、幅は比較的均一。木理通直、肌目は緻密である。音響的特性がよいので、ピアノ響板、ヴァイオリンの甲板などや、スピーカーのコーン用のパルプも利用される。軽く、軟らかく加工しやすい。耐久性は低い。乾燥は良好。樹脂障害も少なく、最高のパルプ材である。耐朽・保存性は低い。用途は建築、建具、木毛、経木、船材、帆柱、マッチ軸、梱包などに、また古来より樹皮で屋根、壁を葺く、樹脂を傷口に、ひげ根で篭、曲げ物を綴じる、などに使われてきた。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
16
2. 1%当り収縮率
接線方向
15
半径方向
15
3.全収縮率
接線方向
14
半径方向
14
4.曲げヤング係
16+
5.縦圧縮強さ
17
6.縦引張り強さ
17
7.曲げ強さ
16+
8.せん断強さ
15+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」  Least Concern (LR/lc) 「軽度懸念」と指定されている。
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、世界の針葉樹(1987)、AleenCoombesTrees500、米材樹種ガイド(1994)、IUCNレッドリスト(国際自然保 護連合1994,2000.)
中川木材産業のビジネスPRその12   当社設計・施工のカーポートデッキの事例 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )

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