世界の有用木材950種から学名で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「ムシジ」、代表英名「Musizi」。ホースウィップウッド、Awuru（リベリア）、Bu-Ay-Wreh、Esenge（カメルーン）、eyan(ガボン)、Muhunya（ケニア）、
主たる分布: 西アフリカ、中部アフリカ
樹種解説: リベリア、カメルーン、コンゴー、タンザニア、ケニア、ウガンダなどに分布。木はしばしば樹高18m、直径50-60cmになり、無枝の幹をもち、根張りはない。ウガンダおよびタンザニアではより大きくなり、樹高40m、幹は18mおよび直径は1mフィートに達する。心材はオリーブ褐色で、外気にさらせば赤褐色になり辺材は白色に近い。軽軟ではあるが、引締っている。肌理は中庸、木理いくらか斑紋を現わし、むしろ外観は人目を引き、襦子のような光沢を伴う、乾燥は早いが、割れ、狂いが発生する傾向がある。この材は菌または白蟻に抵抗力がない。材は加工容易、仕上りは滑らかにして表面光沢がある。柾目材は、鉋削中逆目を生ずる傾向あり。釘打ちおよび塗粧は良好だが、つや出しおよびペンキ塗り前に目止めする必要がある。用途は指物細工、屋内一般構造用に適する。屋外利用は、防腐処理が必要。

主要な材質・強度性質表・グラフ