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世界の有用木材950種から学名で検索の結果

管理番号  科・属
1477456―1  イイギリ科(Flacourtiaceae)  Homalium属
学名
Homalium foetidum
和名・商業名
アランガ
英名・商業名
Aranga
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「アランガ」、代表英名「Aranga」。ボッセフォンセ、Aranga(フィリピン)、azucar huayo、Bansisian(サバ)、Gia(インドネシア)、Malas(ニューギニア)、
主たる分布
フィリッピン、インドネシア、マレーシア、ニューギニア(この地区を材質表に掲載 )
樹種解説
樹高30~40m、直径約90cmに達し、枝下樹高10~15mぐらいになる。この属は数種の樹種からなり、これらは皆アランガと呼ばれている。この木はルソンからミンダナオにおよぶ島々や地方に分布しているが、どこにも豊富に見られない。小量ではあるが、常にマニラ市場に出回っている。辺材は厚さ3~5cmで淡黄または淡紅色で、次第に心材に溶け込んでいるが、時々辺心材の色が著しく異る場合もある。心材は黄色味、紅色味、淡赤および淡チョコレート色と様々である、木理通直またはわずかに交錯し、肌理細かくて光沢あり、別に味や臭いはない。堅くて重く気乾材1立方メートルの重量は平均約895kg。強度はギホーと同程度である。乾燥途中および日光にさらしては、割れ易い方であるので、乾燥はゆるやかにする必要がある。釘打ちよく、仕上りは高級で、地面に接して使用しても非常に耐久力がある。海中木食虫に対しても相当の抵抗力がある。用途はアランガは、一般に高級建築物に使用され、また塩水中の、杭、柱類梁、タルキ、床板、室内部造作材、波止場および橋梁の建設材、鉄道枕木、その他強度と耐久力を最も必要とする所に使用される。本材はすぐれた構造材である。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
19
2. 1%当り収縮率
接線方向
16
半径方向
16
3.全収縮率
接線方向
16
半径方向
16
4.曲げヤング係
19
5.縦圧縮強さ
110
6.縦引張り強さ
19
7.曲げ強さ
19+
8.せん断強さ
19+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」  Least Concern (LR/lc) 「軽度懸念」と指定されている。
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)、輸入、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
中川木材産業のビジネスPRその10   当社設計・施工のウッドデッキの事例その1 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )

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