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世界の有用木材2391種から和名で検索

管理番号  科・属
1766755―1  コウヤマキ科 (Sciadopityaceae)  コウヤマキ属 針葉樹
和名・商業名
コウヤマキ
学名
Sciadopitys verticillata
英名・商業名
Japanese umbrella pine
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「コウヤマキ」、代表英名「Japanese umbrella Pine」。山毛柳,黄花柳(中国)パリカ、Seiangan batu、Umbrella Pine、
主たる分布
日本
樹種解説
常緑大高木。樹高30m。直径1m。分布は日本特産で、本州(福島県以南)、四国、九州である。木曽と高野山とに特に多いが、全体としての蓄積は少ない。幹は直立。葉は棒状で厚く、先がくぼんでいて2個ずつが輪生する。3月に黄褐色の花をつける。樹皮は暗紅褐色。心材と辺材の境界明瞭。心材は淡黄褐色、辺材は白色。年輪の幅が狭いことが一般的で、年輪が波状になっていることもある。木理は通直、肌目は精、特有の匂いがある。耐朽、保存性中庸であるが、水湿に強い。加工、乾燥は容易である。用途は板類・天井板・碁盤・風呂桶・杭木・船舶などである。樹皮は船舶などの漏水防止用の詰め物や屋根葺として使われる。また、樹形が美しいので、庭木にされる。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
16
2. 1%当り収縮率
接線方向
14
半径方向
14
3.全収縮率
接線方向
14
半径方向
14
4.曲げヤング係
16
5.縦圧縮強さ
17
6.縦引張り強さ
1-
7.曲げ強さ
16+
8.せん断強さ
15
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧II類、Vulnerable(VU)と指定されている。基準は(A1c+2c)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、過去10年間、若しくは3世代のうち、どちらか長い方の期間で、少なくとも20%の 縮小が観察、推定、推論され、あるいは疑われる。・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少で、 次の10年間若しくは3世代、どちらか長い方の期間に、少なくとも20%の縮小が予測あるいは想定される
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考
世界の木材900種(1975)、AleenCoombesTrees50、Eyewitness Companion Trees(2007)、Tree of Britain &Northern Europe(1982)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)
中川木材産業のビジネスPRその8   当社設計・施工のフェンス・木塀(横張)の事例 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )

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