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樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「オドコ」、代表英名「Odoko」。山毛柳，黄花柳（中国）オベチエ、スキマ、Woodland onion、
主たる分布: 西アフリカ
樹種解説: 樹高20m～25m、直径60～90cm。西アフリカに広く分布する。日本への輸入は比較的少ない。辺材および心材の差異なく、白色味から淡黄色またはビスケット色で、所々に暗色帯を伴う。柾目面には明瞭な銀杢を現わす。木理一般に通直でだが、しばしば組合う。肌理細かくて均一である。かなり堅い。天然乾燥中に干割れ、割裂を生ずる傾向があり、染みも生じ易く、人工乾燥中にも干割れおよび毛割れを生じ、また割れは進行する傾向がある。曲りは一般に甚しくない。腐朽に対する抵抗は著しくないが、防腐剤の浸透容易である。加工は容易であるが、柾目面はいくらか薄片にはがれる傾向あり、わずかに脆いので、ある作用により砕片を生ずる。非常に良い仕上りを得られ、また材は良い磨きができる。釘打ちに割れ易い。用途はビーチやシカモアの代用になり、また家庭用木工品、商業上の旋盤細工、製パン業のテーブル板、婦人用靴のかかとなど。

主要な材質・強度性質表・グラフ