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管理番号　　科・属: 141184―1　　モクマオウ科(Casuarinaceae); Casuaria属
和名・商業名: アゴホ
学名: Casuaria equisetifolia
英名・商業名: Agoho

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「アゴホ」、代表英名「Agoho」。ハナセンナ、Ｐｅｃａｎ hickory、Ru、
主たる分布: インド、インドシナ地域、フィリッピン(この地区を材質表に掲載 )、インドネシア、マレーシア、ニューギニア
樹種解説: 普通簇生しフィリピン中の砂質海岸に沿って、多くの純林を形成している。内陸方面では河川に沿った所、また標高800mほどまでの砂質河床にも生育している。木は直径90cm、樹高50cmに達するものがあるが、普通はもっと小さく、通直で円筒状の幹は、枝下約10mぐらいになる。辺材は非常に薄く鈍淡黄色で、淡赤色あるいは暗赤褐色の心材とは異り、心材の色は大木の材が特に著しく、木理交錯またはわづかに交錯し、肌理細かいのから適度に細かく、光沢なく、無味無臭、重いのから極度に重く、気乾材1立方メートルの重量は795～1、217kg、平均1、006kgぐらいである。強くて乾燥良好、乾燥材は白ありに抵抗力をもち、外気にさらしまたは地面に接しては耐久力適度である。用途は雨露から保護した所の家屋建築用材。強度があるので梁、根太および同種の用途に使用される。クレオソートまたは他の防腐剤で処理すれば、この材は塩水用杭としてすぐれた資材とすることができる。この材は高度のカロリー価を持っているので製炭用に需要がある。その樹皮は魚網染料のタンニン採集に用いられる。

主要な材質・強度性質表・グラフ

1.比重: 19+
2. 1%当り収縮率: 接線方向; 18; 半径方向; 18
3.全収縮率: 接線方向; 17; 半径方向; 17
4.曲げヤング係: 110
5.縦圧縮強さ: 19+
6.縦引張り強さ: 1－
7.曲げ強さ: 110
8.せん断強さ: 19+

環境関係項目　レッドリスト・ワシントン条約

レッドリスト取扱: －情報なし－
基準解説: －情報なし－
ワシントン条約: －情報なし－
参照・参考: 世界の木材９００種（1975）、南洋材の知識(1968)

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