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管理番号　　科・属: 1397219―10　　サガリバナ科 (Lecythidaceae)　　Combretodendron属
和名・商業名: エッシア
学名: Combretodendron africanum
英名・商業名

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「エシア」、代表英名「Esia」。エッシア,Essia(ガーナ)、モレイラ,Moreira(アンゴラ)、Abale（コートジボワール）、Abine（ガボン,カメルーン）、Bosaki（コンゴ）、Minzu（ザイール）、Owen,Owewe（ナイジェリア）、Redwood（英国）、Stinkwood Tree、Wulo、
主たる分布: 西アフリカ
樹種解説: 大木は樹高36m、直径1m達するが、一般にはもっと小さい。根張りはないが、根元は太くなっている。熱帯西アフリカに広く分布しているが、主として黄金海岸の南部および中部の乾燥林中に見られる。辺材部は帯黄白色で幅9cm以上、心材は帯赤色から暗赤褐色で、暗色の筋または縞があり、それはやや小さい斑点をあらわす。新材の時は、腐ったキャベツのような強い臭気がし、乾燥すれば消失する。材は堅くて重く、未乾燥の状態で1立方フートの重量61ポンド。また含水率12％では54ポンド。肌理は多少粗い。この材は未乾燥の状態から満足に人工乾燥は難しいとされている。乾燥による材質低下は主として割裂、干割れ、目回りの進行および幅反りなど。腐朽しやすい。やや鋸挽し難いが、つや出しがよい。用途は重構造物、一般構造物。熊手、土掘具などのような器具の柄にも適するが、曲る傾向がある。

主要な材質・強度性質表・グラフ