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管理番号　　科・属: 1337493―1　　マメ科(Fabaceae)　　Koompassia属
和名・商業名: インパス
学名: Koompassia malaccensis
英名・商業名: Impas
別名、現地: 代表和名「インパス」、代表英名「Impas」。メルボウ,メルバウ,メルバオ,マルバオ,Merbau(マレーシア,インドネシア)、Hintsy(マダガスカル)、Kempas、
主たる分布: インドネシア、マレーシア
樹種解説: 高木、樹高55m、最大樹周6.4mに達す。幹は円筒状をなし、根張りは大きい。東海岸森林中にかなり豊富にあって、立木蓄積量の2％を超える。気乾材1立方メートルの重量は約1220kg。材は橙赤色で非常に堅くて重く、耐久力がある。小木の時は辺材の割合が多いが、大木になれば辺材の厚さ5cmより少くなる。材はしばしば交錯木目をなし、木理通直の時は屋根板に割裂容易といわれる。加工困難の方で、製材されることはまれである。用途は重建築材、美しい家具材として用いられる。まれ秀れた薪材および製炭材である。多分鉄道枕木または重構造用に有用材とみなされている。

主要な材質・強度性質表・グラフ

1.比重: 19+
2. 1%当り収縮率: 接線方向; 16; 半径方向; 16
3.全収縮率: 接線方向; 17; 半径方向; 17
4.曲げヤング係: 19
5.縦圧縮強さ: 110
6.縦引張り強さ: 18+
7.曲げ強さ: 110+
8.せん断強さ: 19+
レッドリスト取扱: IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」 Conservation Dependent (LR/cd) 「保全対策依存」と指定されている。; 基準解説
ワシントン条約: 参照・参考世界の木材９００種（1975）、南洋材の知識(1968）、新輸入原木図鑑(1980)、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）