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世界の有用木材950種から和名で検索の結果

管理番号　　科・属

1926620―2　　マツ科(Pinaceae)　　トウヒ属　針葉樹

和名・商業名

ホンドスプルース

学名

Picea jezoensis

英名・商業名

別名、現地名

代表和名「トウヒ」、代表英名「Hondo spruce」。唐絵、毛松(台湾)ホンドスプルース、ミチスマツ、Yellow Pine、

主たる分布

日本

樹種解説

常緑高木樹高３０ｍ、胸高直径１ｍ。幹は直立し、広円錐形の樹冠を造る。北海道に広く分布し、その他本州の関東山地、中部山岳地帯にも生育する。寒冷地の有用樹木とされるエゾマツの変種で、エゾマツに比べて針葉が短く、先端が鈍形、若枝は赤みを帯びるなどの点で区別できる。樹皮は灰赤褐色で鱗片状にはがれる。樹種としてはエゾマツに極めて近い。心材は帯黄淡赤色、辺材は白色。両材の区別は不明瞭。木理は精、肌目は緻密。材の性状はエゾマツに準ずる。用途は屋根板、天井板、建具、箸、曲物、漆器木地、船舶、包装、パルプ、楽器材、ヒノキの代用材など。

1.比重

6

2. 1%当り収縮率

接線方向

5

半径方向

5

3.全収縮率

接線方向

5

半径方向

5

4.曲げヤング係

6+

5.縦圧縮強さ

6+

6.縦引張り強さ

6

7.曲げ強さ

6

8.せん断強さ

6

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」 　Least Concern (LR/lc) 「軽度懸念」と指定されている。

基準解説

－情報なし－

ワシントン条約

－情報なし－

参照・参考

世界の木材９００種（1975）、Tree of Britain &Northern Europe（1982）、Simon&Schutrer's guide toTREES(1989)、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）