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世界の有用木材950種から和名で検索の結果

管理番号　　科・属

1801868―8　　マツ科(Pinaceae)　　Tsuga属　針葉樹

和名・商業名

ヘムロツクファー

学名

Tsuga heterophylla

英名・商業名

別名、現地名

代表和名「ベイツガ」、代表英名「Western hemlock」。アメリカツガ、アラスカパイン、ウエストコーストヘムロック、パシフィクヘムロック、パシフィックコーストヘムロック、パシフィックレッドシーダー、ブリティシュコロンビアヘムロック、ベイツガ、ヘムロックスプルース、ヘムロツクファー、Coast Hemlook、Hemlock、

主たる分布

北アメリカ西部

樹種解説

樹高30-46m、直径1-2m。太平洋岸に沿って、アラスカのケナイ半島からカリフォルニア北西部にかけて分布。 とくにカナダのバンクーバ島とカスケード山地と海岸の間に蓄積が多い。樹皮は、薄く 、幼時には、鱗片状で、あずき色を示し、成木になると濃色になり、深く溝ができ、 平板状の鱗片が隆起するようになる。 心材は白色ないし淡黄褐色で晩材部は、しばしばバラ色、紫色、赤褐色を帯びる。 樹皮に近い数年輪は、ほとんど白色に近い色になる。材面に白色のチョーク様の物質がつまっていることがある重さは、やや軽く、やや軟い。木理は通直で、年輪幅は均一、肌目は中庸ないし精である。用途は柱・土台・造作材、建具材、車両材、土木用、サイディング、天井、フローリング、箱、木わく、冷蔵庫、樽)、梯子、パルプ用材など。

1.比重

6

2. 1%当り収縮率

接線方向

6

半径方向

6

3.全収縮率

接線方向

6

半径方向

6

4.曲げヤング係

7+

5.縦圧縮強さ

7+

6.縦引張り強さ

7+

7.曲げ強さ

－

6+

レッドリスト取扱

IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には「低リスク」 　Least Concern (LR/lc) 「軽度懸念」と指定されている。

基準解説

－情報なし－

ワシントン条約

－情報なし－

参照・参考

世界の木材９００種（1975）、AleenCoombesTrees500、米材樹種ガイド（1994）、Eyewitness Companion Trees（2007）、木材活用事典(1994)、新輸入原木図鑑(1968）、新輸入原木図鑑(1980)、世界木材図鑑（2007）、IUCNレッドリスト（国際自然保護連合1994,2000.）