世界の有用木材950種から英名で検索の結果

管理番号　　科・属: 4229848―6　　テトラメリスタ科(Tetrameristaceae)　　テトラメリスタ属
英名・商業名: Tuyot
学名: Tetramerista glabra

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「プナー」、代表英名「Punah」。エンツユト、カユフージャン、コリーナ、ジャイアントシダー、プナ、Cauri、Entuyut（サラワク・ブルネイ）、Kayu hujan（サラワク）、Larut Kuantan（マレーシア）、Ofram(ガーナ)、Punak(インドネシア)、Tuyot（北カリマンタン）
主たる分布: インドネシア、マレーシア
樹種解説: *曲げヤング係数以下の数値デｰﾀｰは生材*大きくなる常緑の木で、最大樹高36m、幹の周囲3.3～3.6mに達する。幹は時々縦溝があり、しかし根張りはない。幹は通直で、枝下樹高12～15m。分布はマレー半島、カリマンタン、スマトラ、その他のインドネシアの島々の沼沢林中に見られる。辺材は心材より、わずかに淡色で帯黄色、心材は普通淡い紅色。木理時々通直、ときどきねじれあり。肌理は適度に粗いが均一。適度に堅く、材は蠟のような感触があり。新材の時は不快な臭気を持つが永続しない。幅反りや割裂を防げるように天然乾燥に注意が必要。また染みつき易く桟積みに際し通風を良くしてこれを防ぐこと。耐久力はあまりない、また辺材は染みがつき易い。白蟻に抵抗力がない。この材は、加工および鋸挽きはかなり容易、鉋削良好であるが良仕上げを得るには砂磨きが必要。磨く前に目止めを要し、薄い材は釘打ちで割れ易いと伝えられている。用途は構造用、木製品、箱類、指物細工、フローリングなど。

主要な材質・強度性質表・グラフ

1.比重: 8
2. 1%当り収縮率: 接線方向; 7; 半径方向; 7
3.全収縮率: 接線方向; 7; 半径方向; 7
4.曲げヤング係: 8
5.縦圧縮強さ: 6
6.縦引張り強さ: －
7.曲げ強さ: 6
8.せん断強さ: 6

環境関係項目　レッドリスト・ワシントン条約

レッドリスト取扱: －情報なし－
基準解説: －情報なし－
ワシントン条約: －情報なし－
参照・参考先: 世界の木材９００種(1975)、熱帯産主要木材(1958)、新輸入原木図鑑(1980)、南洋材の知識(1968)

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