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世界の有用木材950種から英名で検索の結果

管理番号  科・属
4134151―1  ウルシ科(Anacardiaceae)  Campnosperma属
英名・商業名
Terentang
学名
Campnosperma auriculata
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「テレンタン」、代表英名「Terentang」。キャンプノスペルマ(マレーシア,インドネシア)、コツゲ、ナンプロン(タイ)、ニカラグアシーダー、Campnosperma,カンプノスペルマ(パプァニユーギニア)、Ketekete,ケテケテ(ソロモン)、Mastwood、Palo maria(ベネズエラ)、Solomon Island maple(英国名)
主たる分布
インドネシア、マレーシア
樹種解説
樹高20~35m。直径70~80cm。根張りはない。蓄積が多いわけではないが、純林を形成するようなこともある。分布はスリランカ、マレーシア、スマトラ、カリマンタン、ニューギニア、ソロモン群島などに分布する。いずれも湿地に多い。輸入されるM.L.Hの中に混入されていることもある。辺材・心材とも同調色で淡桃色~帯紫灰色。心材は年を経れば深色になり、錆褐色となる。辺材はわずかに樹脂気があり、レンガスのように毒性あるが弱い木理は交錯。肌目は精。軽軟材。切削加工の際毛羽立つことがある。耐久性は低い。生材を取り扱う際に軽度の皮膚炎をおこすこともある。青空菌の害を受けて、材面が汚れることがあるので、早く乾燥する必要がある。白蟻や菌害には弱いが、粉解甲虫に侵されることはめったにない。防腐剤の吸収は容易である。用途は仮設用材、包装材、文具材、軸木(マツチ)合板の芯、箱、室内装飾、家具の枠材、ドアの桟、額縁、包装、バレット材など。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
5+
2. 1%当り収縮率
接線方向
4
半径方向
4
3.全収縮率
接線方向
4
半径方向
4
4.曲げヤング係
5+
5.縦圧縮強さ
5+
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
5
8.せん断強さ
6
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
-情報なし-
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、 新輸入原木図鑑(1980)

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