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世界の有用木材950種から英名で検索の結果

管理番号  科・属
4076770―8  フタバガキ科(Dipterocarpaceae)  ショレア属
英名・商業名
Tangile
学名
Shorea polysperma
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「レッドラワン」、代表英名「Red lauan」。セラヤ、センペルセコイア、ダークレッドメランチ、ダクラスモミ、タンギール,Tangile(フイリピン)、ネメス、フィリピンマホガニー、レッドラワン、Anime Blanco、Dark Red Philippine Mahogany、Red Philippine Mahogany、Selangan Merah
主たる分布
フィリッピン
樹種解説
別名でマホガニーの名がついているがまったく関係のない。1960~1970年代の初期にかけて、フィリピンの経済事情と日本の住宅事情が一致して、大量に木材輸入され、近代の環境破壊の始まりであった。しかし、木材としては最高のとされていた。分布はフィリピン。心材と辺材の色の差は明確。心材の色は産地によって多少変わり、淡赤~赤褐色である。また、色の濃いもの比重も高い。辺材は淡黄白色。木理は交錯している。このため、柾目木取りした材面には、リボン杢がはっきりと出る。肌目は粗る。耐久性は中庸である。加工はしやすく、仕上がりは滑らか。用途は合板、家具、室内造作、建具、そのほか広い範囲の用途がある。フィリピンからフィリピンマホガニーの名前で米国へ輸出されていたが、当時の赤色のラワン類のなかで、もつともマホガニーに似ていると言える。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
7
2. 1%当り収縮率
接線方向
5
半径方向
5
3.全収縮率
接線方向
4
半径方向
4
4.曲げヤング係
7+
5.縦圧縮強さ
7
6.縦引張り強さ
7.曲げ強さ
7
8.せん断強さ
6+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
IUCNレッドリスト1994年版 Ver. 2.3版には、絶滅危惧IA類、Critically Endangered (CR) と指定されている。基準は(A1cd)となっている。
基準解説
・生息地の面積、分布域の大きさ、あるいは生息地の質の減少などで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推 定される。・実際のあるいは潜在的な捕獲のレベルなどで、過去10年間、あるいは3世代の間に、少なくとも80%の縮小が観察や、推定される。
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、南洋材の知識(1968)、IUCNレッドリスト(国際自然保護連合1994,2000.)

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