1. HOME
  2. 7.木材林業
  3. 世界の有用木材950種 TOP

世界の有用木材950種から英名で検索の結果

管理番号  科・属
2006340―5  フトモモ科 (Myrtaceae)  ユーカリノキ属
英名・商業名
Kamerere
学名
Eucalyptus deglupta
樹木・木材の別名、産地、解説
別名、現地名
代表和名「カメレレ」、代表英名「Kamarere」。アママニット、カマレレ、ストリンギーガム、バグラス、レインボーガム、Amamanit、Bagras(フィリピン)、Kamerere(パプァニユーギニア)、Kayu lemah、Leda(インドネシア)、White Gum(商業名)
主たる分布
ニューギニア
樹種解説
樹高70mに達する。早成樹で適地では5年で樹高20mに達する。数百種もあるユーカリ類のなかで、日本に輸入され、木材として最もよく知られている樹種である。また、造林が成功している樹種の一つ。また、成長が非常によく、十数年で直径が70cmを越えるものが少なくないので、熱帯アジアや太平洋地域などで造林されているユーカリ類のひとつである。アフリカでも試験造林されている。日本へは、パプァニユーギニア産の天然木が輸入され、また造林木からのチップがパルブ用に輸入されている。同国には、単一樹種で大量に入手出来る樹種が少なく、カメレレは比較的量がまとまって得られるので、同国から輸入される樹種の代表的なもののひとつである。ニユーギニア、インドネシア、フイリピンなどに分布する。ニューギニアでは、単一樹種で大量に入手出来る樹種が少なく、カメレレはその中で比較的大量に得られるので、ニューギニアの代表的樹種になっている。心材の色は淡赤褐色ないし赤褐色だが、辺材が桃色を帯びているので、辺材と心材との境界ははっきりしない。大径の天然木は、大きな空洞が多いので、歩留まりは低くなる。肌目はやや粗く、木理は通直なもの、やや交錯する。製材や機械加工は容易で、切断すると表面が毛羽立つことがあるが、研磨によって平滑な材面になる。釘打ちの強度はやや弱い。用途は天然木は家具用芯材、一般建築材、具、柱、器具材、梱包材、枕木、パレット、パルプ原料また合板用としても使われている。造林したものは大変成長がよく、個体によっては17.8年で、直径70cmを越えることさえあります。
主要な材質・強度性質表・グラフ
1.比重
7+
2. 1%当り収縮率
接線方向
5
半径方向
5
3.全収縮率
接線方向
4
半径方向
4
4.曲げヤング係
8
5.縦圧縮強さ
8+
6.縦引張り強さ
7+
7.曲げ強さ
8
8.せん断強さ
6+
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
レッドリスト取扱
-情報なし-
基準解説
-情報なし-
ワシントン条約
-情報なし-
参照・参考先
世界の木材900種(1975)、新輸入原木図鑑(1980)、南洋材の知識(1968)、新輸入原木図鑑(1980)
中川木材産業のビジネスPRその21   当社設計・施工のウッドデッキの事例その2 ホームページはコチラです。 画像クリックで拡大(公開2018.8.1 更新2019年9月11日 )

▲目次に戻る

創業1911年 
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
©1996-2021 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.