代表和名「ジュテー」、代表英名「Courbaril」。コウリバリル、マカール(タイ)、マカモン（タイ）、Algarroco、Courbaril（ギニア）、Guapinol（Sp. Am)、Ipil Laut(フィリピン)、Jatoba,Jutahy（ブラジル）、Locus Semirie（西インド諸島,スリナム）、Locust（ギニア)、Merbau、West Indian Locust
主たる分布
南米北部(この地区を材質表に掲載 )、インドネシア、マレーシア
樹種解説
心材は小豆（あづき）色から赤褐色をなし、時々条斑を伴う。辺材は著るしく限界を明らかにし、白色ないし灰色で、紅褐色の柔軟組織を伴なう。材は堅くて重く、気乾材1立方フートの重量は47～66ポンドと様々あり、平均重量は52ポンド。肌理は中庸から粗いものまであり、木理十分通直。加工は容易ではないと伝えられているが、仕上りは非常に平滑。材の耐久力は、中位から高位まで多様にある。少し材質低下するが、乾燥はかなり早くできる。用途はコウルバリルは、家具、指物細工、構造用材、フローリングおよび階段踏板に使用されている。ボートおよび造船、車輪の外縁および木釘にも使われる。蒸気曲げ度は、American White Oakに比較し得られ、またそのような目的に適することが確かめられている。
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