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- 管理番号 科・属
- 1456261―3 ジャケツイバラ科(Caesalpiniaceae) Daniellia属
- 英名・商業名
- Faro
- 学名
- Daniellia spp.
樹木・木材の別名、産地、解説
- 別名、現地名
- 代表和名「オゲア」、代表英名「Fara」。バヒアローズウッド,リオローズウッド(米国、ファロ、リオローズウッド(米国,英国)、Blue Bessie、Bolengu、Daniellia、Faro、Gum Copal、Incenso、Melabuwai(インドネシア)、Ogea、Oziya(ナイジェリア)
- 主たる分布
- 西アフリカ
- 樹種解説
- 西アフリカには、Daniellia属の様々な種類があり、それは重さ(1立方フートの重量20~40ポンド)および堅さに変化があるが、しばしばD. ogeaに混入される。ナイジェリアには、かなり広く分布している。この木は、ナイジェリアの多雨林中に生育しているのが見られ、その大きな木は通直な幹が、枝下樹高120フィートに達する。辺材は帯白色、心材は淡赤褐色にして時々暗色の条を現わす。柔かいのから適度に堅く、適度に軽く、気乾材1立方フートの重量は28~30ポンド。材は生材から人工乾燥はかなり早く、また材質低下は少ない。いくらか狂い易く、また厚い材は形がくずれる傾向があるが、これらの欠点は、そんなに烈しくない。強度は重さと型に対して普通で、Spruce(トウヒ属)より堅くて、強靱さは少ない。耐久力はない。加工容易であるが、柾目面は逆目を生ずる傾向がある。用途は、合板、内装、家具、包装用、ベニア 、一般指物細工、ひきだしの側板および合板の心板に適する。この木は、しばしばゴム(West African Gum Copal)を滲出し、それはワニス工業に用いられている。
主要な材質・強度性質表・グラフ
- 1.比重
- 6+
- 2.収縮率 接線方向
- 含水率1%当たり
- -
- 全収縮率
- -
- 3.収縮率 半径方向
- 含水率1%当たり
- -
- 全収縮率
- -
- 4.曲げヤング係
- 6+
- 5.縦圧縮強さ
- 7
- 6.縦引張り強さ
- -
- 7.曲げ強さ
- 7
- 8.せん断強さ
- -
環境関係項目 レッドリスト・ワシントン条約
- レッドリスト取扱
- -情報なし-
- 基準解説
- -情報なし-
- ワシントン条約
- -情報なし-
- 参照・参考先
- 世界の木材900種(1975)、熱帯産主要木材(1958)