世界の有用木材950種から英名で検索の結果

樹木・木材の別名、産地、解説

別名、現地名: 代表和名「ダークレッドメランチ」、代表英名「Dark Red meranti」。チェンガイ、レッドナーラ、Balau、Bangkirai、Dark Red Seraya
主たる分布: インドネシア、マレーシア
樹種解説: タイ、マレーシア、フィリピンを経てカリマンタン、モルッカに分布する。心材は赤褐色あるいは濃赤褐色で辺材は黄白色で、両者の境ははっきりしている。肌目は粗く、木理は交錯します。メランチ類の特徴である同心円状に配列する軸方向細胞間道（樹脂道）が多数はっきりとみえます。濃色の木材ですが、成長がよいとライトレッドメランチのように淡色になり、比重が低くなる。保存性はライトレッドメランチ類より高いが、キクイムシ類の害を受け、白蟻にも抵抗力がなく、また防腐材の注入は容易でない。用途は合板用に大量に用いられ、建築、建具、家具、フローリング、造船、液漕など。高い耐久性が要求されないようならば広く用いられます。

主要な材質・強度性質表・グラフ