中川木材産業では、会社設立以来、ほぼ毎年社員慰安旅行を行ってきました。昭和63年に新体制がスタートし、理想の会社を目指すために社員全員で会議を開き、意見や要望を集めました。その結果、約80項目の提案が寄せられ、その中には「海外に社員旅行へ行きたい」という声もありました。
その数年前、北海道への国内旅行と韓国への旅行を比較したところ、韓国旅行の方が費用を抑えられることが判明し、釜山への社員旅行が実現しました。しかし、社内の役員会では「そんな夢物語を追うより、目先の重要な課題に取り組むべきだ」という意見が多くを占めていました。そんな中、社長の決断により、当社が力を注いでいる木製エクステリアの学びを深める機会として、海外研修旅行を実施することが決まりました。
最初に訪れたのはカナダでした。当時、レッドシダー材をインターフォー社から直接輸入していたため、工場見学も兼ねての訪問となりました。その後、バリ島、オーストラリア、イタリア、シンガポール、ベトナム、ドイツ、フィンランド、エストニア、ベルギー、オランダを訪問しました。また、ハワイ、ニュージーランド、インドネシアには一部の関係者のみで旅行しています。
そして2024年、コロナ禍を経て久しぶりに英国研修旅行を実施しました。