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柿の効用

・日本経済新聞 2008/11/15
「柿」は東アジア原産であり、日本各地に広く分布しているため、古代より日本人の生活に深く関わってきている。10世紀前半には、「熟柿子」「干柿子」と菓子として加工されていたと記録がのこっている。干し柿には渋柿が使われる。渋が多いほど干した際の糖度が高くなるのである。生柿はビタミンCが多く、干すとCは失われ、ビタミンAが増える。また渋みのタンニンは二日酔いにも効果ありとのことである。干し柿の表面の白い粉は柿霜(しそう)と呼ばれる糖分の結晶であり、昔は甘味料として使われていた。保存が利く干し柿は栄養源としての生活の知恵からうまれたものである。

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