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名は吉野実は江戸っ子

・朝日新聞  2005/3/4
桜は今や全国の8割が「ソメイヨシノ」といわれる。葉が出る前に一斉に咲きそろう美しさと増やしやすく、成長がはやいためである。この桜は、江戸時代、江戸の染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木職人が「エドヒガシ」と「オオシマザクラ」を交配してつくったものである。本場奈良の吉野とは関係のないものである。吉野の桜は古くから歌に詠まれてきた日本古来の桜「ヤマザクラ」がほとんどである。また、「ソメイヨシノ」は寿命が60年と短命であるからして、戦後復興期に植えられた木が寿命を迎えようとしている。また、桜は同じ土地に長く植えられると、次の桜が育ちにくくなる忌地現象があり、病気も発生しやすくなる。吉野山も以前は10万本の桜があったといわれる。

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