1. HOME
2. 木の情報発信基地Top
3. 10.木の知識
4. 新聞からの木の豆情報 TOP
5. 2007年Top

奈良文化財研究所の調査によると、奈良、平城宮跡で出土した奈良時代の木簡に聖武天皇が愛用していた香炉、香入れにつけたとみられる「付札」があることがわかった。木簡は１９６３年、天皇が住んだ内裏跡近くのゴミ穴から約１８００点見つかったものである。赤外線などで再調査したところ「搗香櫃」と判読できるものが見つかり、香を入れる容器の付札とわかったのである。その他に「御殿内火爐一口」の木簡は、香入れの付札との関連から香炉と判断された。