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森がカウンセリング

・毎日新聞  2006/10/30
長野県信濃町は3年前から「癒やしの森」をキーワードに人材育成に取り組んできている。森林のもつ癒やし機能と地域医療、地域観光を結びつけた新産業の創出が目的である。森林を案内する森林メディカルトレーナーは、森林の安全管理、アロマセラピー、薬草、薬膳料理、ハーブなど多岐にわたる科目を6日間の集中講義で学び、資格を取得する。取得後も毎月約3回の自然療法、食事療法など6つのワークグループに分かれて自由研究をし、知識に磨きをかけている。報酬は15000-25000円/日である。講師の中心的存在である東京農業大学の上原教授は、「森林療法は案内人がよければ効果が高まる。ドイツの保養地でもそうだが、単に自然の知識だけではなく来訪者の気持ちやニーズをくみとるカウンセリングマインドのある人材が必要だとわかってきた。」と人材育成の重要性を話す。現在メディカルトレーナーは107人である。産学官組織の「森林セラピー研究会」は、現在全国10箇所が認定されたセラピー基地、セラピーロードを訪れた人たちを案内する「森林セラピスト」の資格制度を検討中とのこと。

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