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屋敷林再生へ動く

・日本経済新聞  2005/3/17
富山県砺波平野の屋敷林に囲まれた散居景観が危機に直面している。昨秋の台風によって、倒木被害が相次いだ。被害は砺波市、南砺市などで約3000戸、17000本である。地元では、屋敷林を「カイニョ」とよんでいる。「砺波カイニョ倶楽部」の代表幹事の柏樹さんの話では、暮らしの変化がカイニョの力を弱めているのでは・・・と。屋敷林は強風や日差しを防ぐほかに落ち葉、枯れ枝は燃料、大きな木は家屋の柱、家具の材料にもなり、人々の生活を支えてきたが、高齢化が進み、普段の手入れや落ち葉を減らすために過剰な枝打ちが木そのものの力弱めている。また、杉ばかりの植林も屋敷林の衰退のあらわしている。景観は失いかけてはじめその大切に気付くものである。

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