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森林のこと

・読売新聞 2011/9/1

さまざまな恵みを与えてくれる森林、2011年は国連が定めた国際森林年である。森の地面は、草や落ちた枝葉が厚く積み重なり、洪水をふせいでくれる「緑のダム」となり、その水は飲み水にもなる。もちろん二酸化炭素を吸収する働きもある。森林を歩くとストレスが和らげられると言われている。海岸や川沿いに植えられた松などの木々は津波に対しての防潮効果も期待されている。世界的な森林の面積は、焼畑農業、木材用の過剰伐採によって熱帯雨林がどんどん減少し、1990年から2010年までの間、日本国土の約4倍の面積の森林が失われた。林野庁によると、日本の森林面積は約40年前とほとんど変わらず、木が切られずに育ち続ける事によって体積は2.5倍に増加しているのが現状である。しかし体積が増えても、木材として利用できない木々が多くなっていることが問題視されている。その解決策の一つとして森林ボランティア団体があり、団体数はここ10年で約10倍に増加しいる。活動内容は、間伐などの森林整備から木の新しい使い方の提案などである。また都会に住む人でも「緑の羽根募金」などを通じて森林の保全活動に積極的に取りくむことができる。

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