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六甲枝垂れ

・朝日新聞 2010/7/9

神戸市灘区の六甲山の新しいランドマークとして建設されていた自然体感展望台「六甲枝垂れ」が完成した。これは大きな木をイメージしたドームであり、高さ約10メートルの支柱に、葉脈状の網目のドームが〝かぶさる〟独特の形状である。老朽化のため閉鎖された「回る十国展望台」の跡地に、阪神電鉄の子会社、阪神総合レジャー株式会社が「六甲山の象徴となる、新しい展望台を」と建設を計画したのである。コンペで最優秀に選ばれた若手建築家、三分一博志氏の作品が採用され、展望台は支柱を幹にみたて、間伐材を用いた葉脈状のドームで覆い、「枝垂れ」の枝葉を表現している。内部には、氷を蓄えており機械空調を使わずに吹き抜ける風で涼しさを体感できる設備などの工夫が施されている。


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