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木材素材タイヤに利用

・日本経済新聞 2010/4/27

木材由来のタイヤ素材を兼松と大王製紙が開発する。これは製紙パルプの製造工程で排出する高分子化合物「リグニン」を基にして、タイヤ用ゴム補強材を作る計画である。この新素材を使えば、補強材で主流のカーボンブラックと比較すると乗用車用タイヤを20パーセント軽くなるため、燃費も2パーセント向上できる可能性があるという。基礎的な研究開発のめどはたっており、量産化に向けた開発を進め、2013年にも実用化の考えである。リニングは木材の約20パーセントを占める素材で、パルプの製造工程で排出され、パルプ工場内の燃料として再利用されている。これをタイヤ素材に活用すると、石油、石炭を不完全燃焼させて作るカーボンブラックと比較すると二酸化炭素排出の削減となるという。

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