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卒塔婆のエコタイプ

・読売新聞 2010/8/30

東京都の日の出町、ここは都心から50キロのところにあり、人口約16000人の町である。この町は経文を書いて墓に供える卒塔婆を日本一多く製造している。卒塔婆は年間約400万本生産され、そのうち約240万本をここで作っている。これは市場占有率は約6割にあたる。町産の卒塔婆は、主に関東の寺などで売られている。町の木にもなっているモミの木の一大産地ということが、卒塔婆などの木工業が盛んな理由である。モミの木は軟質で耐久性が低く、建材には不向きだが加工しやすく軽い。一方で、現在、卒塔婆の素材には、中国、北米などの木材が主流である。また、墓参の方法が変わり、卒塔婆を立てる週間がなくなってきているため、需要が落ち込んでいる。そのような中、3年前から、エコ卒塔婆作りを本格化した。これは心材部分に普段は使わずに処分する端材を使用するものである。

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