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米国館の米松とベイヒバ
今回は米国館をご紹介します。万博開幕以来、常にトップクラスの人気を誇るパビリオンです。その後、SNSなどではイタリア館、ヨルダン館、アイルランド館、住友館などが注目され、ランキングが変動することもありましたが、総合的には米国館が一番人気を続けているといえるでしょう。もっとも「人気」とは来場者それぞれの感性や趣味によって大きく左右されるものですから、人によって評価が異なるのは当然です。残り1か月、熾烈な予約・順番待ちは続きそうです。
さて、ここからは木材の視点で米国館を見てみましょう。
特徴的な三角形の建物を左右に配置し、その中央をキューブ型の展示室が挟むような構成になっています。1階の外から見える部分はすべてウッドデッキで覆われており、会場でも最大規模のウッドデッキといえるでしょう。材質は日本で「ベイヒバ」「米ヒバ」と呼ばれるアラスカン・シダー(英語名:Yellow cedar/Alaska cedar、学名:Callitropsis nootkatensis)です。北アメリカ北西部の沿岸に自生するヒノキ科の樹木です。
建物外周の黒い板材は米松(ダグラスファー、学名:Pseudotsuga menziesii)で、昭和期から日本の住宅や土木仮設材として広く利用されてきました。都市部の住宅梁材の多くはこの木で作られています。 米国では従来、ウッドデッキ材にレッドウッドやレッドシダーがよく用いられてきました。しかしレッドシダーはカナダ産が中心で、レッドウッドは国際自然保護連合(IUCN)によりEndangered(EN=絶滅危惧種)に指定されています。そのため、より持続可能でLeast Concern(LC=軽度懸念種)とされるベイヒバを選んだのではないかと考えられます。米松も同様にLCに分類されています。
館内奥のガーデンにはヒノキ材を用いた木製モニュメントがあり、和歌山県田辺市の山長商店が協力しています。その横にはシンボルツリーとしてメタセコイアが植えられています。ジャイアントセコイアは米国原産の木ですが、ここにあるメタセコイアは中国原産で、日本でも身近に見られる木です。なぜこの木が選ばれたのかについては、米国側が「セコイア」と指定したものを、日本の造園関係者が誤って「メタセコイア」と理解したのではないかと想像しています。
掲載日
2025/9/4
写真
8枚
URL
https://www.facebook.com/wood1911/posts/pfbid0atefkhbXZzGbqDjWPH7gNVM6eNDnSQsczTrDskZev5JdzHdY7HkB2fq297r35Rt5l
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