今日はキットデッキ魅力分解 作りやすさ編の4回目です。
「とても便利な調整束」について述べます。
実はウッドデッキを作るのに一番困難なことは束石の設置です。いくらDIYに慣れた方でも、エクステリア業者でも簡単にできることではありません。地面というのは必ずしも水平でないので、束石を同じ(レベル)高さに保つ事が困難なのです。そうなるとその上に束を置き、大引きを載せると微妙に高さが異なってきます。
キットデッキが評価が高く、人気があるのはここの束石を含めた床下構造が比較的簡単・簡素になるよう考えられているからです。4コマの図をごらんください。
1.は束を置きます(土を固める程度で簡単に置きます)
2.は4つの束石に束を載せ、大引、床板を置き、水準器で水平にします。この時に調整束でそれぞれの高さを調整するのです。
3.大引きをビスで固定します。
4.床板を貼ってゆきます。
以上の行程で床板はDIY初めての方でも水平にすることができます。
調整束は写真のように高さが収縮します。この調整束は部材としても販売予定です