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斜面地デッキ
中川木材産業は木製エクステリアの製造メーカーですがさまざまな景観木造施設を企画、設計、製造、施工をしています。その中でも日常的にお客様からの相談が多いのはウッドデッキです。当社に施工や設計のご相談の中でも、独特のお客様パターンがあります。
大手建材メーカーや全国的なウッドデッキ施工店などに見積や相談したが、お客様の希望が通らない場合、あるいは断られる場合があり、他の業者を探しているうちに当社にたどり着いたというものです。
当社の広報活動が弱いのは経営戦略、マーケティングなどの力不足と自ら認めていますが、それらのお客様は当社で満足のゆく企画と出会い、施工出来上がりも、大変満足されています。結果的に当社と出会わなければ、「自分のデツキは実現できなかつた」とよく言われます。
お客様が断られる理由は、それらの施工店では売り上げのノルマがあり、短時間に施工をこなさなければならないため、材料を規格化し、施工を簡単に、早くこなすようなシステムになっています。ウッドデッキの形は限りなく四角で、土地は限りなく水平になっていることを前提として、また希望しています。ですから傾斜地や樹木があったり、雨水のパイプ、クラーの室外機など余計なものを回避する作業は嫌います。また標準よりも床下が高いものも同様です。
多角形、アールなどの形や斜面地、空中デッキなどは、そもそも技術力がありません。
施工例より、3回にわけてこのような他の業者では嫌がるもの、断られる可能性のあるものを掲載します。
1.斜面地のもの
2.高床のもの
3.斜面で土地の有効利用のもの
です。今回は土地の斜面地に建てたウッドデッキをご紹介します。
写真は当社の屋外木造施設施工アルバム例より https://woodenstructure.net/