今日はウッドデッキの日

今日はウッドデッキの日

今日はウッドデッキの日です。現在では普通に見かけるウッドデッキですが、これまで当社はウッドデッキについて普及活動とさまざまな販売努力をしてきました。平成元年頃に会社の将来として木材販売からウッドデッキなどの木製エクステリアを製造するメーカーになる方針を立てました。それまで木材業界は価格のたたき合いで、売り上げこそ多いですが、利益は低く、貸し倒れも多く、住宅用プレカットの流れが起こり、将来当社は生き残れないと考えたからです。
1979年に間伐材を利用したする目的でウッドデッキを試作したもののうまく販売できませんでした。時期が早すぎたのです。その10年後に住宅や公共工事などで当社が施工する機会が増えてきて、1990年の大阪での花博が伸びるきっかけになります。花博ではメインデッキなど何か所か工事をし、またウッドデッキの施設提供もしました。その後和歌山のリゾート博にも、6か月の長期レンタルの形式を提案し当社のデッキが採用されました。また大阪のテーマパークでも熾烈な競争の結果、会社規模が一番小さい会社で営業マンいないにもかかわらず、ほとんどのウッドデッキを設計、施工することができました。
花博終わると平行して一般の人が作るキットタイプのものを開発しました。このころに「ウッドデッキ」という単語を商標登録に申請したり、「ウッドデッキの日」を記念日協会に登録しました。ホームセンターに卸し、全国展開を開始。また当時最大手のエクステリアメーカーからOEM製造依頼があり、生産は増えました。順調だったのですが、ある時中国製のデッキがホームセンターで発売され、半年もたたない間に全国のホームセンターからウチのデッキは消えることになります。中国製のものは品質は悪く、当社で定義したウッドデッキの基準(ウィキペディアに当社が定義を登録しました。)を満たしていません、すのこのようなものでした。しかし価格は三分の一ですので、飛ぶように売れてました。
木材を薄くして価格を下げるべきか、それても堅牢高級路線で続けるべきか、当社は迷いました。しかしいずれ中国製はボロが出ると、良いものはいずれお客様にわかると、そのまま品質は変えることはしませんでした。
十数年続いたOEM生産も終了しましたが、その期間中に多大な生産指導を受けたおかげで製造メーカーとしての考えや体質を作ることが出来ました。現在はライバルも多く存在するようになりましたが、品質、デザイン、作りやすさでは日本一の自負を持っています。
最近リピーターのお客様が非常に多くなりました。購入後18~20年でのリピートです。非常に長い期間使っていただいていたことになります。ウッドデッキの日にあたり当社のウッドデッキの歴史を紹介させていただきました。
掲載日
2022/4/18
写真
5枚
URL
https://www.facebook.com/wood1911/posts/7259946190747166 

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