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玄関ステップキ
今日は当社が製造する室内用の木製品をご紹介します。
玄関などに利用する「玄関ステップ」です。この名前は当社で付けました、商標登録は取っていませんが。
写真はインターネットの楽天で玄関ステップで検索したものです。約950点ほど商品がありますが、これは1ページ目のものを画面COPYした。1ページに50個商品が並んでいます。
当社ではこの分野に2点出品しています。どちらも1ページ目にでています。
お気づきでしようか、当社の2点は日本製と記載があるものです。
競争相手と異なるのは
1.日本製 (当社で私たちのスタッフが作っています。)
2.39ショップではありません。(楽天が推し進める送料無料の店舗ではなく、当社は送料実費を頂いています。)
3.当社のものだけが、下に靴などが入りません。
4.木の厚みがあるものは当社だけです。
5.針葉樹を利用しているのは当社ともう一社だけです。
ここでお気づきの方はいるでしょうか?
この5つの特長の中で3番目の靴やスリッパが、当社商品はなぜ収納できないのか。
収納できないのに人気があるのでしょうか。ロングなど2台購入する人も多いです。
理由は3つあります。
この商品のコンセプトは「靴などを履くのが不安定にならず確実にできるための設置物」というものです。
住宅の室内側から(上がり框)から玄関土間にある靴などを履くのに、高齢化と正比例して不安定になってきます。室内側に片足を置き、10センチ以上の高さのある土間まで足を伸ばす短時間の体の姿勢を維持が困難になるのです。これを解消するには靴などと同じレベルのところに一旦降りてそこで履くと履きやすくなります。しかし土間にそのまま足をつけるのは、マナーの上でも清潔さの面でもよくありません。そこで公共施設や旅館などは土間にすのこなどを置くようになったのです。
つまり土間に限りなく近いもの(高さのないもの)が一番良いということになります。
通販会社は商品の写真や解説で、お客様がこれは便利だと思ってもらうことが一番で、購入後の使いここちの重要度は下がります。よくありますよね。通販でこれは便利だと思い、購入して利用したら、あまり役にたたない、という経験。私もそのような買い物を何度もしました。
下に履物などを収納すると、どうしても高さが高くなります。そうすると、靴をはくのにそれほど安定しません。このことを知っている方が当社の玄関ステップを購入してくださるのです。
2番目の理由は高さのあるコの字型の箱状のものは、端に足を載せると反対側が浮き、ひっくり返る危険性があります。スローステップの販売前に実際に何千回と端に足を置いて実験した結果わかったことです。そのため、高さのあるものを作成するのなら、倒れないように添木をつけないといけません。これは技術的にもデザイン的にも困難で、他社でつけいるところはありません。手すりをつけているメーカーで転倒防止のために添木をつけているところがありますね。
3番の理由は履物を入れることによって玄関全体の美しさがそがれてしまいます。つまり勝手口風になってしまうのです。
当社の玄関ステップは単純なもののように見えますが、このようなことにこだわって生産しています。
https://wood.co.jp/0-products/3-step/index-genkan.html