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キットデッキの魅力 手すりの構造
キットデッキの魅力分解≪構造編≫
前回は工法でしたが、今日は手すりの構造についてです。
当社のウッドデッキ用手すりの特長は、5つあります。
1.抜群の強度
2.作りやすい (後付けもできる)
3.メンテしやすい
4.金物を利用せず、スマート。
5.木材を知り尽くした、構造と工法。
今日は1から4までのお話をします。
まず、てすりの強度ですが、おそらく他社のウッドデッキと比較しても何倍もの強度があります。ホームセンターや住宅展示場にあるデッキの手すりを揺らしてみるとよくわかります。多くのデッキは少し力をいれるとグラつきます。発売以来25年この評価はかわりません。
手すりが頑丈であることの実例があります。
当社のキットデッキを購入された奈良のお客様で、目隠しに手すりを利用されるため、高さのある柱の特別注文を受けました。そのてすり柱に板などを張って目隠しとされたのです。平時には問題ありませんが、台風の時は危険です。普通なら風を受けこのような手すりは折れてしまいます。しかしキットデッキは目隠し板がついたまま、数メートル飛ばされました。「ウッドデッキが飛んだ」との緊急連絡を受け社員が急いで訪問し点検したところ、デッキ・てすりにはなんら問題もありませんでした。キットデッキは大人4人ほどで、持ち上げて、元の場所に戻しました。設置後は従来とまったく同じ状態になったとのことです。
強度がある理由は、他社は1-1.5ミリの薄い金具で止めているのに対して、当社は直径15ミリのボルトを利用しているからです。
作りやすく、デッキ完成後の数年後でも取付できます。また他社のウッドデッキにも取付可能です。ただしこの場合は床板に十分な厚みがあることが条件です。床板に穴を開け、下からナットで締めるだけで手すり柱は一体化します。また万一、数年後木材が収縮しても、このナットを締めることができます。この作業は子供や女性でも簡単にできます。
業界やお客様に評価があるのは手すりに金物がないこと、より自然で、デザイン的に美しいものになります。
写真は発売終了しているタイプのものもありますが、手すり構造はすべて同じです。てすり柱が床板に接しているところにご注目ください。ここに金物があると興ざめですね。