v N11
ウッドデッキの基本的で理想的な構造
今日は担当者プログからの転載です。
『246. ウッドデッキの基本的で理想的な構造』
ウッドデッキの床下構造は、大引きの下に束を持ってくる方法と、束の横に厚みの薄い大引きをビス止め固定する方法との2種類があります。
さらに、大引きの上に直接床板を張るか、大引きの上に根太を設置してその上に床板を張るかの選択があります
それぞれに長所と欠点がありますが、弊社が25年前にDIY初心者向けのデッキを開発する時にどちらを採用したかと言うと大引きの下に束を持ってくる工法で、床板を直接大引きに張る工法でした。
それがこの工法です。
写真1参照
理由は、簡単に組み立てが出来、それでいて強度があり、いい加減に作っても綺麗に仕上げることができると言うDIY初心者にはぴったりの工法だったからです。
しかし欠点もあります。
一つは根太のない分、床板を厚いものを使わないといけない。当然材料コストはアップします。
さらに、束と大引きを接合する金物は市販されていませんので、金型から起こして開発する必要があります。
でも、完成するとこのように綺麗な仕上がりになります。
写真2参照
この商品名は「キットデッキコンセ」と言うベーシックで発売以来ずっと根強い人気のある商品です。
(手摺は後から自由な位置に取り付けることができるのも人気のある一つの要因です)
「DIY初心者が作ってもプロ以上の仕上がり」これがキットデッキ開発の時のコンセプトです