今日は当社のメインホームヘージ「木の情報発信基地」の中のひとつのテーマをお話ししましょう。
大分類「木の製品」の中に『空を飛んだ木』というサプテーマの約150ページほどのページがあります。
第二次大戦中の飛行機で木材を構造体に利用したものをまとめたものです。
その中で英国の双発爆撃機の性能が凄く、ドイツの戦闘機も追いつけなかった。そしてその飛行機は木製である。デ・ハビランド社の DH98 モスキート- といいます。モスキートとは、英語で「蚊」の意味。事実この木製双発多用途機は相当な活躍をしたようで、書籍や映画にもなりました。木は重さ当たりの強度があり、作るのも家具職人を利用できたのです。最終の生産は1950年で、英連邦以外にもベルギー、中国、チェコスロバキア、デンマーク、ドミニカ、フランス、イスラエルなどの多数の国で使用されました。総生産機数は7,781機です。