ウッドデッキの手すりの話です。当社の手すりは木材の特性、つまり長所、欠点を充分反映したものです。
木材の物理的特性として収縮があります。屋外に利用するので、雨の湿気や日光、気温による乾燥があり、少しづつ収縮します。
しかし収縮率は木材の長さ方向や巾の方向によつて大きく異なるのです。手すりの柱でいえば高さ方向はあまり縮まないのですが、巾(直径や繊維と交叉方向)はよく縮みます。つまり固定するのに柱に横からビスを打つことはしてはならない事です。ビスを打ち込んでから木材の収縮があり緩んでくるのです。多くのウッドデッキメーカーはこの方式のため、1~2年で手すりがぐらついてくるのです。当社の2種類の手すりはビスあるいはボルトで柱の長さ(高さ)方向に接合や止めるようにしていますので、先の方法より収縮率は二〇分の一で、影響は少ないのです。
さて、手すりは「一体型」と「独立型」があります。独立型は1スパンごとに独立していて、金物の上から床板にビスを打ち込むだけで、簡単に取り付けられます。一体型は部材の選び方や数量、設置方法を考えないといけないので、自分で図面などを書かなければいけません。強度的にはボルトで固定していますので、強力になります。
また、共通する大きな特長は、ウットデッキ設置後のあとづけでも取り付けることができます。1年後でも⒉年後でもできます。