ウッドデッキ制作に必要な知識、
束石についてその1
当社で発売するキットデッキは前回ご紹介したように5シリーズ1114種類ありますが、
大別すると調整束がつかえるものと、通常束の2種類に分けられます。
これはお客様の技量で選べるようになっています。
床板の水平を保つことがウッドデッキ製作の成功のカギです。
そのためには束石を地面に設置することが重要になります。
雑誌の特集記事やネットのHOWTOでもすべての束石のレベル(高さ)を一定にすること、と掲載されています。しかしこれは困難なことです。(厳密には土木技師でないと不可能です)
実際に当社のキットデッキを購入された方の多くが、一番時間がかかり困難であったのが束石の設置だったと、体験談で書かれています。
理由は土地は自然のもので、微妙に凸凹がありそこに束石を置くとレベルに差が出てしまいます。
当社では束石は簡単におくだけで良いとアナウンスしています。オリジナル調整束を利用すれば、束ごとに高さが変わっても根太の水平になり、床板も水平です。
また、調整束を使わない場合は、それぞれの束石を土地にある程度馴染ませてから、その上にのる束の長さを測ってもらい、当社で束の長さをカットするようにしています。
そのため、当社のキットデッキは傾斜地や片方がコンクリートなどの変化のある土地にも対応しています。
束石は簡単に置くだけで良いというのが当社の方針です
束石の形状については次回掲載します。