v N11
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当社では木材を利用したエクステリア商品を製造、発売し ています。今日は木についてのお話です。
日本では環境問題を話題にするとき、森や樹木、木材のこ とを正しく話されていません。
そこで、毎年大阪市立大学工学部での私の講義に木の話を 入れました。30分で地球環境と木、素材としての木材の 素晴らしさを話ました。写真はそのときのスライドのひと つです。このスライドでは次のつの事を説明します。
1.安定した森林は酸素も吐き出さないし、Co2も固定 しない
2.住宅や木製品はCo2を固定化しています。
3.素材のしても木材は本当の意味で完全なリサイクルで す。
4.木材は資源枯渇のない素材です。
①は安定した森林を表しています。
②1本の木をきります。
③切ったあとに1本の木を植えます。切った木を製材して 木材に変えます。
④苗木が大きくなりました。③から④に変わった体積の増 加分がCo2です。木は成長する時にCo2を固定するの です。
木材を住宅や家具、デッキ、棚板などに利用すると、炭 素を固定化します。
つまり①の安定した森、酸素も出さずCo2も固定しな かったのが、1本の木を切ったおかげで、酸素を出したり 、木製品になってco2の固定が増えたわけです。
ですから、地球温暖化のためにCo2を固定化するのに一 番効果的なことは、木を切り、そこに植林をし、あらゆる ものを木製品化すればよいのです。